二重に見えるのは乱視のせいかも①
視力が悪くなると、物がぼやけて見える、ゆがんで見える、にじんで見える、見にくさの不満や見えない不便がたくさんあります。
見えない原因には近視、遠視、乱視などがありますが、近視、遠視と乱視は全く別の仕組みで見え方にも差があります。
近視はレンズの役割をする角膜、水晶体から入る光がスクリーンの役割の網膜の手前で焦点を結んでしまいピントがズレたようにぼやけて見えます。
一方、乱視は本来球面の角膜がゆがんで焦点が分散してしまい、二重にぶれて見えます。つまり、おおまかには遠くの物が見えにくのが近視、物がぶれて見えてしまうのが乱視です。遠くの物が見えにくい近視は自覚しやすいですが、物がぶれて見える乱視は自覚しにくくなります。
実生活では分かりにくい乱視ですが、裸眼で片目づつ下の図を見てみてください。濃い方向、薄い方向がある方は乱視があります。
以前は乱視が入るとグラグラして掛けられないという声が多く、乱視の度数を落とした処方が主流でした。ですが、今はレンズの設計技術が上がり、レンズがグラグラとした不快な歪みを修正してくれます。
乱視を入れずにぶれた視界で物を見ている方も、乱視をしっかり矯正すると物の輪郭がはっきりし、くっきりした見え方を体感できます。
適正な検眼と高性能レンズとの両輪で、元々の目が持つパワーを十分に発揮するメガネをお作りできます。
詳しくは店頭でお案内しますので、お気軽にお尋ねください。